「今後もどっちかに偏らずにちゃんと維持していきたい」(MC MIRI)
――みなさんは今の活動が大変だなって思うときはありますか?
HIME:いつもです(笑)学校の試験期間に曲を覚えたりしなきゃいけなかったりとか。ビースティ・ボーイズさんの「Fight For Your Right」のカバーもワンマンの直前で、練習期間はいつもそんなにないよね。
MIRI:ライブの次の日の学校が一番つらい(笑)
HIME:つらい(笑)ワンマンの次の日が一番つらかった。体力全部使って、宿題もやっていないし。
MIRI:眠いし、精神的にやられる(笑)
Cherry:でも、とにかく作り続けていくことが大事ですね。色々いやなこともあると思うんですけど、やめちゃったらそこでもう終わりなんで。僕も超大変で超がんばってます(笑)
HIKARU:続けていくのにメンバーって大事ですよ。二人とは前の違うグループの時から一緒だったので、チームワークもあって、お互い助け合える仲だから、今も続けられるんだと思ってます。
DJ HIKARU
――活動を継続していく上で、他の人との関係は大事ですよね。ファンのみなさんの声も励みになっていますか?
MIRI:ライブの後のみんなの感想だったりとか、ライブでファンのみなさんがすごい楽しそうにのっているのを見るときが一番楽しいです。
Cherry:自分の場合だと、作品とかちゃんと聞いてくれてたりするとすごくうれしいし、それに対しての感想とかを言ってくれてると、聞いてくれてるんだなって実感になりますね。もちろん、ライブでもやってるときにのってくれたり、歌詞を覚えて一緒に歌ってくれたりする人とかを見るのもうれしいですね。
HIKARU:私はファンの方から、よくライムベリーのオマージュ元の曲をもらったりします。実はこういう曲なんだよって教えてくれます。
Cherry:ファンと距離が近いんですね。好き嫌いしないで色々な曲を聞くのは大事ですよ。
MIRI:本当にそうですね。「Fight For Your Right」もはじめての全部英語の曲で、手探りで大変だったんですけど、ライブでやってみたらすごい楽しかったです。時代を越えて人が笑顔になる曲だなって改めて思いました。
HIME:「Fight For Your Right」も小沢健二さんとスチャダラパーさんの「今夜はブギー・バック」も、ちょうどライムベリーのファンの人がすごく喜ぶ曲なんですよ。私の友達とかはちょっとわかんないなって子が多かったんですけど、ファンの人はすごくうれしそうにしてて。だから、これからはカバー曲も増やせたらいいなって思ってます。
――色んな要素が混ざっていくともっと面白くなっていきますね。
HIME:ライムベリーのファンの方もアイドルが好きな方もいればラップが好きな方もいて、すごく混ざってるんですよ。それがライムベリーらしさだと思うし、今後もどっちかに偏らずにちゃんと維持していきたいです。
Cherry BrownのLil’Yukichi名義の新作『ALI PROJECT PAT』
Cherry Brownが自身の楽曲を声優ユニット「にーそっくすす」のためにリアレンジした
TVアニメ『精霊使いの剣舞』のイメージソング「KN33SOXXX」
Cherry:僕も2014年は声優さんと曲を作ったんですよ。それがすごく自分が前からやりたかったようなことだったので、続けていきたいですね。でも、最近は自分のルーツのサウス・ヒップホップばっかり聞いてもいます。チーフ・キーフとか。高校生にはあんまり聞かせられないようなアーティストですけど(笑)