cine-ma_flyer_omote
icon 2013.10.19

若手イラストレーター・久野貴詩主宰「お米は生きている」 新宿眼科画廊にて『シネマ “CINE-MA”』上演中

お米は生きている。なんとなく元気が湧いてきそうな、おいしそうな、不思議な名前である。

その名を冠したカンパニーが、現在、新宿眼科画廊にて新作演劇『シネマ』を上演中だ。

主宰はまんが/イラストの制作を中心に活動中の久野貴詩。

 

4度目の公演となる今作は、「映画」が大きな題材に。

モノローグ/プレゼンテーション/ストーリーテリングといったさまざまな「語り」のモードを横断しながら、フィクションの取り扱い方そのものを俎上に載せる「ポストドラマ」の色彩が強く打ち出された作品とのこと。

 

前作『テレビ』と同じく、高内絵理が出演。彼女は飴屋法水演出の『3人いる!』『顔に味噌』(吾妻橋ダンスクロッシング)や、松井周演出の『ジョン・シルバー』などに参加している新進女優だ。
ほか、1990年代生まれの女性2人を招き、たった3人の女性キャストで100分間の濃密な時間/空間/関係性をつくりあげる。

 

宣伝美術にも注目したい。

「東京TDC賞2013」にノミネートされた『テレビ』のフライヤーに続き、『シネマ』のフライヤーもデザイナーの加瀬透が担当。彼はFUJI ROCK FESTIVAL’13 ROOKIE A GO-GOに出演したバンド「水中図鑑」のメンバーとしても活動している。

 

野心あふるる若手が集まった公演に、ぜひ足を運んでみては?(がけっぷちあにろっく)

 

cine-ma_flyer_ura

 

 

 

●Information

シネマ “CINE-MA”

 

作・演出:久野貴詩
出演:高内絵理/高橋真奈/尾関美紀

 

2013年10月19日(土)~22日(火)@新宿眼科画廊/地下
前売2000円/当日2300円
※当日/ご予約ともに、全席自由。
※ご予約の場合も、料金は当日精算となります。

【開演時刻】
10月19日(土)14:00/19:00
10月20日(日)14:00/19:00
10月21日(月)19:30
10月22日(火)19:30
※ 受付開始は開演30分前、開場は20分前です。
※ 上演時間は約100分を予定しています。
※ 開演後のご入場はご遠慮いただく場合がございます。お早めのご来場をお願い申し上げます。
※本公演は日本語での公演です。字幕、同時通訳等はございません。あらかじめご了承ください。

【関連サイト】
『シネマ』“CINE-MA” スペシャルサイト

http://sp-riceisalive.com/
お米は生きている WEB SITE

http://riceisalive.com/
おならコレクティヴ(作・演出 久野貴詩の個人サイト)

http://onara-collective.com/

 

 

 

●Profile

お米は生きている OKOME WA IKITEIRU
久野貴詩が主宰するカンパニー。
2002年に“お米は生きている”の名義で活動を開始し、活動内容を転々と変えながら、2010年に初めてのパフォーマンス公演を行う。
それ以後、映像を軸とした舞台作品を断続的に発表してきたが、10年目の2012年をもって、これまでの作品づくりに一旦区切りをつける。
2013年からは久野のソロ・プロジェクトとして、お米は生きているをリブート。
10月に発表される1年半ぶりの新作『シネマ』は、明確に“演劇”としてつくる初めての作品となる。
http://riceisalive.com/

久野貴詩 Takashi KUNO
1987年生まれ。
愛知県名古屋市で育ち、現在は東京都在住。
まんが/イラストの制作を中心に活動している。
2011年より、まんがのフリーペーパー「おならコレクティヴ」を不定期で発行。
http://onara-collective.com/