「濃ゆい」「いかつい」「えぐい」と、漢(おとこ)なウェブマガジンと思われがちなHEATHAZE。「女の子の風を吹き込みたい…」と思っていた矢先、新作『POWER OF NOISE』をリリースしたばかりの男女4人組バンド「SEBASTIAN X」から、永原真夏と工藤歩里を迎えた企画が実現!
今回の前編では街散策スナップ、後日掲載予定の後編ではインタビューをお送りする。
SEBASTIAN Xの音楽のことを、ずっと「アスファルトジャングルの賛歌」だと思っている。「アスファルトジャングル」とは――同名の映画もぜひ観てほしいが――索漠とした大都会のことだ。原初的で土着的な生命力をたたえながら(ジャングル)、東京出身ゆえだろうか、洗練されたセンスを感じさせる(アスファルト)。
約2年ぶりの2ndフルアルバム『POWER OF NOISE』は、ジャンルレスなサウンドとどこまでもポジティブなリリックはそのままに、よりシンプルなつくりに。ガールからレディーへ、ボーイからジェントルマンへといった深みが感じられ、かろやかで、しなやかで、けなげで、しみいる。
さっそくSEBASTIAN Xといえばの街、吉祥寺へ。懐かしの使い捨てカメラで、お互いを激写してもらった♪(取材・文/福アニー)
クレープ片手にう~ろうろ◎
とくに行き先も決めずに集まった、午後3時の吉祥寺駅。筆者が行ったことがないと言うと、井の頭公園に連れて行ってくれることに!北口を出発し、MV「世界の果てまで連れてって!」を撮影した井の頭通りを抜け、古着屋やカフェが立ち並ぶ七井橋通りへ。「ここ5年くらいで街も変わった。ユザワヤがなくなって、ヨドバシカメラができて」とありり様。
今はソ○トバンクだけど、昔はゲーセンだった(ありり)
よくここで授業サボってゲームしてたよね(真夏)
ドスの効いた吉祥寺こと工藤歩里(真夏)
ここの信号は変わるのがちょっと早過ぎると思います、武蔵野市に対する文句です(真夏)
下校時に真夏がいつも食べていたクレープ屋。(ありり)
そんなに食べてた記憶無いです(真夏)
犬です。(ありり)
民族雑貨は好きです。(ありり)